日射計の活用のメリットとデメリット

日射計とは、太陽から放射されるエネルギー量を単位時間や単位面積あたりで測定する機器で、農業や工業、建築、医学など幅広い分野で活用されています。具体的には、農業分野においては農作物の成育状況を知るため、太陽光発電においては電気への変換効率調査などに使われています。日射計にはいろいろなタイプがあり、移動観測も可能な小型タイプや全天候に対応するタイプ、持ち運び観測ができるハンディタイプなどがあります。計測器は購入するか、レンタルするか、メリットとデメリットを見極めましょう。単発的な利用ならレンタルして、常に新しい機種を使えば状況に応じたデータを得られます。購入ならメンテナンスは必須となりますが、一定の場所で継続した測定をすることで、より正確なデータを得ることができます。

日射計の活用シーン、太陽光発電や農地開拓など

日射計を用いることで、太陽からの日射エネルギーを把握でき、身の回りで起こる気象現象や動植物の生命活動エネルギーを知ることができます。もしもあなたが住宅用の太陽光パネルの設置をお考えなら、実際の日射量をきちんと把握してから設置するのが望ましいです。住宅用太陽光パネル設置にかかる費用と、電力買取価格での採算が合うかどうかが一番の見極めどころなので、日射量をしっかりと計測し、太陽光をフルに活用できるかどうか確認しなければなりません。また、日光と水をもとに成長する植物にとって、日射は重要な要素です。日照時間の長さによって成長度合いが変わるため、収穫量にも違いが出てきます。ビニールハウスの設置場所やその土地に合った作物を、日射計データを用いて科学的に分析ができます。新たな農地開拓にも活用されています。

日射計のタイプや設置場所の選び方

目的とする日射量に応じて、日射計のタイプを選択します。日射計は気象観測装置を取り扱っているお店などで手に入れられますので、だれでも気軽に手に入れることができます。日射計には太陽から直接届いた日射量である「直接日射量」と大気中の分子や粒子で散乱した太陽エネルギーの「散乱日射量」、その二つを合わせた「全天日射量」と機種によって計測できる日射量が違います。需要が最も多い全天日射計はドーム型で、水平設置タイプで、比較的手ごろな値段で購入できます。設置場所は直射日光が当たる場所で、屋上など建物などで日陰になるなどの影響がない場所が良いです。また振動が少なく安定した場所が望ましいです。設置場所や目的とするデータによって最も合ったものを選択しましょう。正しいデータを得るのに最も大切なのは耐久性です。過酷な環境での設置であれば、耐久性の高いものがおすすめです。